「トランギア」と言うのはメーカーで正式名称は「Spirit Burner」つまりアルコールバーナーです。国内での型番は「TR−B25」。
スウェーデン製で発売開始されてから50年以上、スウェーデン軍でも正式採用されてます。だから信頼性には問題ありません。
ただ火力ももう一つでとにかく風に弱いと聞いてたんで今まで手を出してませんでした。
ところが先日のキャンプでcmnさんがサードパーティー製の五徳と風防を使ってるのを見てムラムラとしてきたんです(笑)。
このTR−B25は五徳も無く単体では使えません。
だから純正はもちろんサードパーティー製品がいろいろ出てますし、お好きな皆さんはいろいろと考えて使ってらっしゃるようでそこが面白そうです。
メーカーから「ストームクッカー」と言う高効率で使用できるセットが出てるんですがそいつはあまり面白そうでないんで手は出しません。ま、値段が高いこともありますけど。
とりあえず五徳も手に入れましたがこれも純正ではなく「デュアルヒート」という固形燃料用のものにちょっとだけ手を入れました。基本的にはこれで使えます。これで2300円くらいです。
しかしこのままでは風が有ると使い物になりませんので風防を組み合わせます。
この風防はもう30年近く前、クロスカントリースキー用のEPI・BPストーブに使ってたものです。
これにスノーピークのランダーポット135を組み合わせます。
TR−B25はアルコールを真ん中の穴に注ぎ火をつければそれで使えるんです。最初は中心部に心もとない火がつくだけなんですが2,30秒で本体が温まると周りの穴の部分から炎が上がり始め、これで本燃焼です。
ポットに500mlの水を入れ火にかけます。何故500なのかと言うとインスタントラーメンに使う水の量がこれくらいだから(笑)。
この組み合わせで9分10秒で沸騰しました。
さて私が本当にやりたかったのはこの組み合わせ。
「篝火スタンドsolo」にぴったりです。
一度使ったきりでお蔵になってた「solo」に何とか陽の目を見せてやりたくて。
本体はちょうどソリステの根元部分3点でで支えられるようになってます。
これに同じくランダーポットを載せます。ポットの角の部分4点がスタンドの壁の部分にあたりちょっと落ち込んだ感じでセットされます。ただしこの使い方ではポットが固定されるわけではないんで酔っての取り扱いには注意が必要です(笑)。
さてこれでも同じく500mlの水を沸騰させて見ます。
なんと沸騰まで時間は7分!
2分以上の短縮です。
純正のストームクッカーは「チムニー効果」で高効率で使用できるんですがこの篝火スタンドも同じような効果があるんでしょうか?
この組み合わせ、風にも強そうですし、湯沸しも早いしでやった甲斐がありました。
次はガスコンロとの対比かな。
あ、とりあえず実際にキャンプで使ってみなくては。
トランギアはシンプルゆえいわゆる「いじりしろ」の有るツールですからね。
その辺が楽しそう?(笑)
「篝火スタンドsolo」との組み合わせは
補助のゴトク作って鍋の安定が上手く出来ればベストぢゃない?
それが楽しみですね。
これからいろいろ弄ってデータ取ってみたいと思ってます。
篝火スタンド、ノーマルだと重いのが難点です。せめてソリステだけでも軽いものに換えようかと探してます。
今度は「オヤジソロ・アルコールバーナーキャンプ」ですねー。
いいですねぇ。
ついでに参天も行きたいですね。
実験結果の発表楽しみにしていました。
ランダーポットの大きさが今ひとつつかめていなかったので、鍋底が篝火スタンドsoloを完全に覆ってしまうのではないか、と思っていましたがうまい具合に隙間が出来ていますね。
(丸いクッカーだとトレック900くらいなら使えるかな?)
篝火スタンドsoloは小さな焚き火を楽しむことは出来ても調理までは無理かな?と思っていたのですがこれなら使えそうですね。
ありがとうございました。
本当は丸型クッカーの方が相性が良いと思うんですがランダー135は角型のインスタントラーメンがちょうど入るんでよく使うもので。
使い方はもうちょっと煮詰めてみようと思ってます。