去年亡くなった義父の遺品、CONTAXV。
戦前のドイツで作られたモデル。80歳近くにはなるのか。
敗戦後の東西分割により東側ではキエフ、西側ではCONTAXVaとなるのだが。
このアングルだと割ときれいに見えるが満身創痍。
軍艦部はきれいやけどセレン露出計は動かない。
シャッターは動かないしピント合わせのヘリコイドも重くてスムーズに動かない。
本体はジャンクやけどレンズは多少の曇りがある程度で実用には差し支え無しなんで
GX1に装着。
レンズはLeicaに先駆けf1.5の明るさを実現したSONNAR50o F1.5。
国内でもニッコールやキャノンがコピーするほどの銘玉と言われる。
「CarlZeissJena」のロゴで戦前の製品だと分かる。
このレンズのマウント、コンタックスCマウントと呼ばれてるんやけどピント合わせの
ヘリコイドがレンズ側でなく本体側にあるという変わり者。
なんでマウントアダプターの選択肢が少なくて高い。
そこで手に入れたのがキエフからマウント部だけを取り出しm4/3マウント取り付けた
改造マウント。ヤフオクでロシアンレンズ3本ついて正規アダプターの半額でした。
はい、これで80年近く前のレンズがよみがえりました。
GX1と組み合わせると
黒いボディにクロームのレンズ、なかなかカッコええと思いますけど(笑)
最後に兄弟と集合写真。
手前からV、RTS、N1。
RTS,N1は京セラ時代の物やから異母兄弟か。