刃はちゃんと付いてないしグラインダーの痕がしっかり残ってます。
これはヘアラインと言うような生易しいものではありません。
このままでは見た目はもちろん汚れや水分が傷に入って錆なんかの元になるんで
磨きます。
上が磨く前、下が磨きあがりですね。どちらもステンレスです。
今回は#280、#400、#600の耐水ペーパーで磨きました。
まず#280から。元の傷に直角になる方向に磨きます。
ここはとにかく根気良く、下の傷が完全に消えるまで磨きます。いろんな方向から
光にかざして本当にきれいになってるか確認してください。一見きれいに見えても
特に端のほうに注意して。ここで「まあこれくらいで」と思うと後になって傷が浮い
てきます。
次に#400に変えてまた磨きます。この時、さっきとは直角方向に磨きます。番手を
変えるごとに磨く方向を変えていきます。
下の写真は#600まで磨いたところ。まだヘアラインは見えますが実用上はこの辺で
もOKじゃないかと思います。
写真を良く見てもらうと刃先と根元にまだはじめの傷が残ってます。これでも良く
確認したつもりだったんですがね。
本当は#800、#1200まで行くつもりだったんですがこの傷を見て挫けました(笑)
ひょっとして夏休み間に気が向いたら磨きなおします。
メーカー製のミラー仕上げと比べてみましょう。
奥がメーカー製のミラー仕上げ。手前が私が#600まで磨いたもの。
まだヘアラインが見えるし全体に白く曇った感じがします。
もうちょっと頑張ってみようかな。