Carl ZeissのMakro-Planar 2.8/60cです。
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僕は高校で写真部に居まして大学もそちらに関係のある学科に通ってました。
だもんで一応「写真が好き」と言ってますが実は機械としての写真機、レンズ、
現像焼き付けの行為やプロセスが好きなんです。
高校の頃使ってたのは父のお古のニコンF、ペンタックスSP、ニコマートEL。
Fは露出計も付いてない全くのマニュアル、SPはTTLにはなってファインダーで露出の
確認はできますがこれもマニュアル機。ELになってやっとAE化されます。それでもま
だピント、巻き上げはマニュアルでした。
大学の頃はスキーなんかの時のスナップ用にオリンパスXAを使ってましたが一眼レフに
は全く触ってなかった。
社会人になってからは父のCONTAX RTS、ST、EOS 1、CONTAX N1を使い継ぎます。
一番好きなカメラはSTでしたがNを買う時の下取りに出してしまって今手元にあるのは
RTS、EOS、Nです。
EOS1からは自動機になるんですが外装がプラなのもあって便利ではあるが好きなカメラ
じゃなかったです。CONTAX N1は巨大すぎてほとんど使いませんでした。
そうこうしてる間に子供が生まれてスチルより動画を撮ることが多くなりました。
PCを手に入れてHPを持ったのでデジカメを買いましたが機械じゃなく電化製品化して
しまったカメラにはあまり魅力を感じなくなってました。
オートフォーカス、自動巻き上げ、露出もカメラ任せというのはいわば「バカチョン
カメラ」ですから(笑)。
巻き上げてピントを合わせてシャッターを切るという一連の行動が好きだったんです。
コンデジも何台か買いましたがすべて値段優先で機能、デザインは二番目でした。
カメラに興味が戻るのは昔の距離計連動カメラに似せたデザインのが出始めたからでした。
しかし興味はあるけど買うまでは行きませんでした。コンデジでもハイエンド機で値段は
高いし中身はやっぱりバカチョンでしたから(笑)。
本当に興味が戻ったのはミラーレス機にアダプターを使えば古いレンズが使えることを
知ってから。昔と同じようにピント合わせと露出はマニュアル化できるわけですから。
興味がわくと機能やデザインも気になるわけで、そうなるとどうしても値段がネックに
なって手を出せずにいました。それが新年早々お年玉のようにやってきたわけです。
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